おはようございます。
シエル(Ciel)の井上です。
めっきり秋らしい月曜日の朝です。
空気が変わると
思い出す景色も変わってきます。
今朝の空気で思い出したのは
「運動会」。
何故か、自分自身のではなく
子どもたちの運動会でした。
保育園の運動会は、小学校のものより少し遅めで
10月頃に開催されていて
今朝の気候が、10月頃の涼しさだったからかもしれません。
小さな保育園の
小さな園庭で
小さな子達が
一生懸命、踊ったり、走ったりしている姿は
何とも微笑ましく
可愛らしいものです。
今年は、コロナの影響もあり
中止だったり、規模縮小で家族の参加が限られていたりと
寂しい話ばかり耳にしますね。
たまたま、我が家の娘達は、中学生、高校生になり
運動会の競技で一喜一憂するような
年齢ではなくなってしまいましたが
まだまだ小さいお子様をお持ちの方や
新一年生のご両親
中学に入り陸上部で大活躍中
全校生徒にその雄姿を披露する格好の場だったはずの子たちにとっては
本当に残念な運動会になってしまいましたね。
どうか、来年は、盛大な運動会が開催されるようになっていますように・・・・。
私自身の運動会は・・・・・・
というと・・・・
実は、こう見えて、中学時代は陸上部。
短距離とハードルの選手だったので
運動会では大活躍。
大トリのリレーでは
毎年アンカー。
そこそこな喝采を浴びていたんですよ。
中学3年生の最後の運動会
1位のチームと100M近く離され
バトンを受け取った私は
ごぼう抜きをし、逆転優勝という
何とも気持ちよく、大盛り上がりの良い走りを成し遂げました。
帰りのHRで、担任の女性教員(当時大嫌いだった)が
どれだけ褒めてくれるかと期待していたら
褒められることは一切なく
「井上さん、ひとつ、忘れてはいけないことがあります。
あなたが抜かして、負けた人の気持を絶対に忘れないように」
とだけ、クールに言われました。
中学1年の秋に
実力勝負のアメリカから帰国し
日本の良くわからない
弱者救済教育に必死に慣れようとしていた私は
「この女、ここで、とどめを刺してこようとは。
そのセリフ、一生忘れないぞ。」
と、反抗的に睨みつけたことは、30年以上たった今でも鮮明に覚えています。
大人になり、反抗期の娘を持つ今となり
感じるのは、
当時の女性教員なりに
伝えたいことはあったのだろうな、ということですが
いくら反抗期でも
良い結果を出せた娘への第一声は
「負けた子の気持を考えなさい」
ではなく
「よく頑張った!」と、何の迷いもなくハグしてあげたいと
心から思います。
シエルも、小さな会社ですが、
どんなことでも成果、結果を出せたスタッフのことは
心から褒めてあげたいと強く感じます。
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