おはようございます。
Ciel(シエル)のOliviaこと井上です。
シルバーウィークですね。
関東地方は、今日、やっと少し青空が見える朝を迎えています。
ここ数年、めっきり「暑がり」に転身した私も
朝夕はほんの少し肌寒さを感じ始めました。
秋といえば・・・・
若かりし頃、不思議で仕方なかったこと
それは、、、
秋になると、どうしてオバサマたちは、甘く茶色く煮た栗を
これでもかってくらい恩着せがましく配り
配られたオバサマたちは、「わ〜、きゃ〜!」嬉しそうに
「ちょうどいい甘さだわ〜」って、すごいご馳走でも食べるかのように
その栗を頬張るのか、、、、、。
栗を甘く茶色く煮たそれは、なぜ、そこまで崇められ、賛美されるのか。
春になると、こぞって見に行く芝桜と同じくらい謎でした。
だがしかし。
だがしかし。
今、私は、その、栗を茶色く甘く煮た【栗の渋皮煮】の絶大なる存在感に気づいてしまいました。
そして、その栗の虜になり夜な夜な5時間も6時間もかけて【栗の渋皮煮】を作り上げるのです。
茹で栗でもなく、甘露煮でもなく、栗ご飯でもなく【渋皮煮】一択。
その後
ピカピカに煮上がったその栗を、どんなプレゼントよりも恩着せがましく、押し付けがましく、
そしてどんな仕事よりも自慢気に
家族や、知り合いや会社のみんなに配っている私の表情は
きっと、若かりし頃、謎でしかたなかったオバサマの姿そのもの
なのだと・・・・・・大人の階段のぼる秋の夜長でございます。
今、「栗」は、私にとって何よりも神々しい存在で
「趣味=仕事」と、言い張り続けていた約30年を覆し
「趣味=栗の渋皮煮」と堂々と宣言し
若かりし頃、茶色い栗を自慢気に配っていたおばさんを謎に思っていた自分自身を
もはや、なんて浅はかだったかと、バカにし蔑みたい気持ちでいっぱいです。
大人の秋の夜長は、、、、、爪は茶色くなるけど
それはそれは、楽しくて、美味しくて、嬉しくて、キラキラしてて素敵な時間なんでしょう。
「ちょうどいい甘さだわ〜」それは、世界イチ最高の賛美のセリフ。
きっとあと数年後、このブログで
芝桜の美しさについて語っている自分がいるうよな気がしてならないです。。。。。。。
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